こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
世界でたったひとつの、透明な生物ばかりを集めた写真集をご紹介します。
透明な生き物といえば、クラゲが真っ先に思い浮かびますが、世界にはまだまだいろんな生物がいるんです。
海だけでなく、川や山、洞窟にまで…!
「世界の美しい透明な生き物」 澤井聖一(編者) 武田正倫・西田賢司(監修)
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美しい写真を眺めながら、まだ見たことのない世界にときめく時間は、かけがえのないものですよ。
「世界の美しい透明な生き物」の内容紹介
世界中の透明な生き物を集めた写真集です。
すべて、標本や作り物ではなく、ちゃんと自然の中で生きている本物ばかり。
特に、深海にいるイカやタコなどの海洋生物は、外敵から身を隠すために、透明の身体をしています。
細部まで鮮明な写真で、じっくり見つめちゃいます。
大型の単行本と、小型のポケット版の違い
「世界の美しい透明な生き物」には、大型の単行本サイズと、ポケット版の2種類があります。
- 単行本版…21.5cm×25.7cm(224ページ)
- ポケット版…21.2cm×15cm(143ページ)
価格はちょうど2倍くらい。
単純に、サイズが大きいので、単行本版のほうが写真の迫力があります。
ページ数が少ない分、単行本に収録されているコラムが、ポケット版にはありません。
他、単行本にしかない写真・生き物も一部あります。
「世界の美しい透明な生き物」の写真レビュー
「世界の美しい透明な生き物」の、公開されている写真の中から、感想を交えていくつかご紹介します。
- 透明なキノコ
- 濡れると透明になる花
- 透明なカエル
- 透明な蛾の幼虫
- 透明なナマコ
- 透明なタコ
世界の美しい透明な生き物|キノコ
海だけでなく、山にも透明な生き物がいるんです。
透明なキノコ、アシグロホウライタケは、実際は傘の直径が2〜5mmとすごく小さい!
世界の美しい透明な生き物|サンカヨウの花
高地に咲くサンカヨウは、普段は白い花なのに、朝露や雨に濡れると、花びらが透明になるんです。
登山者にとっては癒しになる、不思議で魅力的な花。
世界の美しい透明な生き物|カエル
グラスフロッグは、なんと透明なカエル。
お腹側から見ると、血管、心臓、肺の中の空気まで全部丸見えなんです。
おもちゃみたいだけど、正真正銘、ちゃんと生きているカエルなんです。
世界の美しい透明な生き物|蛾の幼虫
アクラガハマタの幼虫は、そのガラスの置物のような見た目から、別名ジュエル・キャタピラーと呼ばれています。
成虫の蛾になったら、透明ではなくなってしまうのですが、なんだかもったいないくらいですね。
世界の美しい透明な生き物|ナマコ
深海に住むウシナマコは、海底を這っているタイプとは違って、自由に泳ぐことができるナマコ。
体内の組織まで透明で、中身が丸見え…なんだか、見ているこっちが恥ずかしくなっちゃいますね。
世界の美しい透明な生き物|タコ
スカシダコは、別名ガラスダコとも呼ばれ、あたたかい地域の深海に暮らしています。
隠れる場所のない深海では、より透明になって、敵から見えなくなることが、唯一身を守る手段。
海中をのんびり漂っているように見えて、実はシビアな世界なのですね。
「世界の美しい透明な生き物」は、自然の神秘を感じられる写真集
美しい写真集を眺めていると、自分の生きている世界の神秘を感じて、心が落ち着きます。
「この世にこんな生き物がいるんだ」という驚きとともに、地球っていいなと思わせてくれます。
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