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「傲慢と善良」辻村深月|結婚の価値観を問う、作家生活15年記念作品

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こんにちは。シーアです。(@seer1118b

辻村深月さんの、作家生活15周年を記念した新作小説が、2019年3月5日に出版されます。

「傲慢と善良」辻村深月

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30代の主人公たちの、結婚にまつわる周囲との対立や、本当の意味で自立するとはどういうことかを描いた作品。

生きる苦しみや辛さに寄り添うような、新たな代表作の誕生に期待しています。

シーア
シーア
「傲慢と善良」についてまとめました!

「傲慢と善良」のあらすじ

主人公は、30代半ば。ちょうど、結婚を考えるお年頃です。

周囲の人々との、結婚に対する価値観の違いや対立を描きます。

シーア
シーア
結婚って、人によって考え方が様々だよね…。

結婚しなきゃ一人前じゃない、結婚したら自由がなくなる…本当にそうでしょうか。

男性・女性でも、考え方に差が出ることでしょう。

本当の自立ってなんだろう、と考えさせられる作品になりそうです。

「傲慢と善良」は、J・オースティン「高慢と偏見」のオマージュ

「傲慢と善良」というタイトルは、なんだか固そうというか、少しとっつきにくい印象。

いつもの辻村深月作品とは、ちょっとタイプが違うのかな?と思いました。

この作品は、イギリスの作家ジェーン・オースティンの代表作「高慢と偏見」を思わせるタイトルをつけたそうです。

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シーア
シーア
なんと、1813年の作品なんだって!

「高慢と偏見」は、18世紀末〜の女性の結婚観や、誤解と偏見で生まれる男女の行き違いをテーマにしています。

当時、女性が自立できる職業はほとんどなく、家柄や相手の男性に依存した生き方を強いられていました。

結婚できなければ、一生独身…その事実が持つ意味は、現代よりずっと深刻なのです。

ライト
ライト
辻村深月さんの「傲慢と善良」は、現代版の結婚観を描こうとしているのかな。

昔よりも今の方が、結婚観や女性の立場が良くなっているのは間違いありません。

「傲慢と善良」の、「善良」の部分に、少しハッピーエンドの要素を感じます。

シーア
シーア
私は読後感がスッキリしている方が好きだから、ハッピーエンドがいいな〜。

辻村深月の他の作品をご紹介

辻村深月さんの作品は、どれも人の心の機微をとても繊細に描いています。

「かがみの孤城」は、本屋大賞受賞作品で、不登校の中学生、安西こころが主人公。

いじめにあって、学校に行けなくなるこころの感情が、痛いくらい突き刺さります。

「かがみの孤城」辻村深月| 不登校の中学生たちの絆と闘い【本屋大賞受賞作】こんにちは。シーアです。(@seer1118b) 辻村深月さんがついに本屋大賞を受賞されました。 「かがみの孤城」は、中学生...

「島はぼくらと」は、離島に暮らし、いずれ島を出て行く運命にある高校生4人の青春物語。

地元民と移民の確執、医師不足や過疎化など、離島ならではの問題提起も見どころ。

「島はぼくらと」辻村深月|ふるさとを離れた方にオススメ。離島に暮らす高校生4人の青春小説こんにちは。シーアです。(@seer1118b) 瀬戸内海の小さな島を舞台にした、青春の一瞬のきらめきを感じる小説をご紹介します。...

主に思春期、10代の男女を取り上げることが多かった辻村深月さんですが、「傲慢と善良」は30代が主役。

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新たな世界を切り開いてくれそうで、楽しみですね!
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シーア
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たくさんの本を読んできた経験から、本当におもしろい本だけをご紹介します!

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