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2019年、読んでよかったおすすめの小説5選【あらすじ・感想】

Best-Book-2019
シーア
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2019年も、たくさんの本を読んだなぁ…。

2019年に読んだ本で、特におすすめの小説をご紹介します。

もともと、このブログで紹介している本は、どれもおすすめばかりなのですが、その中からとっておきの5冊をピックアップ。

ライト
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読んだのが2019年ってことで、本の出版年は2019年とは限らないよ!
シーア
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次に読む本に迷ったら、参考にしてね。
Best-Book-2018
2018年、読んでよかったおすすめの小説5選【ネタバレなし】【あらすじ・感想】2018年に読んだ中で、特におすすめの本をご紹介します。このブログで2018年に記事を書いていても、私が実際に読んだのはかなり前だったりするので、この記事では2018年に読んだ本に限定しています。「かがみの孤城」辻村深月。「砂漠」伊坂幸太郎。「陸王」池井戸潤。「コーヒーが冷めないうちに」川口俊和。「蜂蜜と遠雷」恩田陸...

2019年、読んでよかったおすすめの小説

小説って、世界に没頭できるのがとても好き。

心温まるお話、考えさせられるお話、ファンタジー風味など…系統はバラバラですが、どれも面白くておすすめの本ばかり!

ライト
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5冊紹介するよ!
シーア
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個別の記事もあるので、興味があれば各ページも見てみてね!

「ひと」小野寺史宜|ひとりになって感じる、人間のあたたかさ。【本屋大賞2位】

¥1,500
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主人公の柏木聖輔は、幼いころに父親を亡くしています。

鳥取から上京し、東京の大学に進学しましたが、二十歳の秋、女手ひとつで育ててくれた母親も急死してしまいます。

シーア
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こんなに不幸なのに、人を恨んだりしない、真面目な好青年なんだよ…!

自分の主張が強くなく、常に何かを手放してきた聖輔。

前から人が歩いてきたら、道を譲ってあげるし、大事にしていたベースも、バイト先のパートさんの息子にあげてしまう。

だけど…そんな聖輔が、最後に自分の気持ちを言葉にします。

ライト
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この一言のために、最後まで読んでよかったって思えるよ。

ひとりだけど、ひとりじゃなかった。

肉親はいなくても、赤の他人だって、聖輔を助けて親身になってくれる…。

心のつながりが大事なんだと思わせてくれる作品です。

シーア
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読後感が最高に良くて、聖輔よかったね〜!ってテンション上がるよ。

2019年本屋大賞2位の作品ですが、個人的には大賞を取ってほしかった!

ひと|小野寺史宜
「ひと」小野寺史宜|ひとりになって感じる、人間のあたたかさ。【本屋大賞2位】ひとりだけど、ひとりじゃなかった。 人のあたたかさを再確認できる、そんな小説をご紹介します。主人公の柏木聖輔は、決して恵まれた境遇ではないのに、誰のことも恨まないし、真面目で、フラットで、誠実な青年。この作品は、最後の一行にすべてが詰まっています。「この一言のために、私はこの本をたどってきたんだ」と心から感動しますよ。...

「線は、僕を描く」砥上裕將|喪失感を抱えた青年が、水墨画で再生していく物語

講談社
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青山霜介は、交通事故で家族を亡くし、喪失感を抱えてぼんやりと生きています。

そんなとき、水墨画の巨匠・篠田湖山に出会い、問答無用で内弟子になることに…。

ですが、湖山の孫で水墨画を志す千瑛(ちあき)は、祖父がいきなり素人を連れてきたことに納得いかず、「来年の湖山賞をかけて勝負する」と宣言します。

シーア
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青山くん自身は、水墨画にまったく興味がなくて、湖山先生のことも知らなかったのに、すごい展開…!

水墨画を通じて、自分を見つめ、自然と向き合い、徐々に再生していく青山くん。

秘めたる才能が開花し、ゆっくりと悲しみが癒やされていく様子は、何かを失ったことのある人には染み渡るはず。

なんと、作者の砥上裕將さん自身も水墨画家で、圧倒的な説得力とリアリティのある作品です。

senboku
「線は、僕を描く」砥上裕將|喪失感を抱えた青年が、水墨画で再生していく小説家族を亡くし、よりどころを失った青年が、水墨画によって人生を取り戻す。静かな情熱を感じる物語をご紹介します。著者自身も水墨画家という、圧倒的な説得力をもって、第59回メフィスト賞に輝きました。2019年、コミカライズ化され注目を集めている作品。何かを失った悲しみを知る人にこそ、染み渡る小説ですよ。...

「麦本三歩の好きなもの」住野よる|天然図書館員女子の何気ない日常

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麦本三歩(むぎもとさんぽ)は、図書館で働く、天然でちょっとドジな20代女子。

シーア
シーア
ちょっと…どころじゃなく、かなりヤバい子だよ!

ミスをして先輩に怒られたり、謝るときに「しゅみません」と噛んでしまったり、そんな当たり前の日常。

誰かが死んだり、事件が起こるようなお話ではありません。

ライト
ライト
近所の図書館に、三歩がいそうな気がするんだよね。

ときどきいいことを言ったり、鋭いメッセージを発することもある三歩から、目が離せません。

好きなものがたくさんあると、毎日はきっと楽しい。

そんな普通の日々が愛おしくなりますよ。

シーア
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どうやら続編も期待できるらしいよ!

個人的には、2020年本屋大賞狙えるんじゃないかと予想しています。

mugimotosampo
「麦本三歩の好きなもの」住野よる|20代図書館員女子の何気ない日常が愛おしい小説好きなものがたくさんあると、毎日はきっと楽しい。 そんなシンプルな事実を思い出させてくれる作品をご紹介します。特別なことは何も起こらないし、誰かが死んだりするような大事件もありません。そこにはただいつも通りの日常がある…言葉にするとそれだけなのに、なんだか当たり前の日々が愛おしく感じられる小説。続編も期待されています。...

「傲慢と善良」辻村深月|真の自立とは? 結婚・婚活の価値観を問う作品

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真実と架(かける)は、婚活アプリで知り合い、付き合っています。

冒頭、真実がストーカーに狙われている緊迫したシーンからはじまります。

それがきっかけでふたりは結婚を前提に同棲をスタートしますが、ある日、真実は忽然と姿を消してしまいます。

シーア
シーア
ええっ!大丈夫なの…?もしかしてストーカーにさらわれた?

人を疑ったり、試したりすることは「はしたない」とされてきたのに、恋愛・結婚適齢期になると、突然駆け引きが当たり前になる…。

自意識や自我、周囲との対立を描きながら、本当の意味で自立するとはどういうことか…を考えさせられる作品。

シーア
シーア
真実の気持ちも分かる…と思いつつ、分かっちゃう自分が嫌な人間のような気もしちゃうよ。

現代は、結婚せず独身を貫く人も多いし、ひとりでも楽しく生きていける時代。

だけど、誰かに選ばれたい、共に生きていく人がほしい…そう願う人の本質は、いつの時代も変わらないのかもしれません。

arrogance-and-goodness
「傲慢と善良」辻村深月|真の自立とは何か? 結婚・婚活の価値観を問う30代の主人公たちの、結婚にまつわる自意識や自我、周囲との対立、自立を描いた作品。他人に点数をつけるなんて、はしたない…そう教えられてきたのに、いざ結婚適齢期になると、恋愛の駆け引きや、人を値踏みすることを覚えないといけない。人生って、綺麗事じゃない。生きる苦しみや辛さに寄り添うような、新たな代表作の誕生です。...

「自由なサメと人間たちの夢」渡辺優|狂気と美しさ、生と死が隣合わせの新感覚小説

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装丁やタイトル、たたずまいのすべてに惹かれ、ひとめぼれした作品。

ホラーのようなファンタジーのような、不思議な感覚の短編集です。

「死にたい」という希死念慮や、夢と現実の境目を見失いそうな感覚、サメに救いを求める気持ち…。

シーア
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サメと鈴香の切ない会話に、心がギュッとなるよ。

ギリギリの均衡を保ちながら、それでも生きていこうとする、現実に光を見出そうとする主人公たち。

自分なんてゴミだ、クズだと、自己肯定感のカケラも持てなくても、この世に絶望する前に、爪痕を残そうとしています。

生きにくい、息苦しい…そう感じるすべての人に読んでほしい作品。

自由なサメと人間たちの夢
「自由なサメと人間たちの夢」渡辺優|狂気と美しさ、生と死が隣合わせの新感覚小説本にひとめぼれすることがあります。装丁だったりタイトルだったり、そのたたずまいにどうしようもなく心が惹かれてしまう。希死念慮だったり、夢に取り込まれそうになったり、サメに救いを求めたり、危うい均衡をギリギリのところで保ちながらそれでもこの世界に光を見出そうとします。ファンタジーのようなホラーのような不思議な感覚の物語。...

2020年も、もっと新しい本と出会いたい

2019年は、いい小説にたくさん出会えた1年でした。

シーア
シーア
5冊に絞るのがもったいないくらいだよ…!

とっても悩ましかったけれど、厳選しただけあって、ご紹介した5冊は「読まなきゃ損!」と言い切れる傑作ばかり。

他にも、おすすめの小説をご紹介しています!シーアブックス|カテゴリー「小説」

2020年も、いろんな作品と出会える1年にしたいなと思っています。

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hontai-2019
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hontai-2020
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年間120冊の本を読んできた経験から、おすすめの本をご紹介します。 「絵本講師」の資格を持っています。大人にも子どもにも絵本の魅力をお伝えしたい! 夫・男子ふたり・犬と暮らすワーキングマザー。 仕事も読書も育児も、自分のやりたいことを全部諦めない、欲張りさんです。好奇心旺盛で、いろんなことに興味があります。
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小説もビジネス書も、全部自分のスマホ1台で読めるよ!

本を読みたいけれど、かさばるから持ち運びにくい、置く場所がない…とお悩みの方には「Kindle」がおすすめ。

いつでもどこでも、片手で読めるから便利。

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紙の本よりもちょっと安いのもいいところ!
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