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寺地はるなの小説おすすめ3選|強くて優しい、心が疲れているときに読みたい作品

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寺地はるなさんの小説が好きです。

つらい状況にあっても優しい登場人物、綺麗事じゃない世界、現実のほろ苦い毒、そんな中でもしなやかな心を忘れない強さ…。

人生いろいろあるけど、私ももうすこし頑張ってみよう、と思える作品たち。

読後感がよく、心が疲れているときにもピッタリです。

この記事では、寺地はるなさんの小説を、あらすじと感想を交えて、個人的おすすめ順にご紹介します。

シーア
シーア
きっと、1冊読んだら、寺地はるなさんワールドにどっぷりハマること間違いなし!

寺地はるなさんのプロフィール

寺地はるなさんは、主婦業とお仕事を両立しながら、創作活動をされていました。

ポプラ社小説大賞を受賞され、2015年に「ビオレタ」でデビュー。

デビュー前、はてなブログを運営されていたため、はてなブロガー内のレビュー記事が多く、親戚が作家デビューしたかのようなお祭り騒ぎでした(笑)

シーア
シーア
小さいときから、本を読むのが好きだったけど、親がいい顔しなかったから隠れて読んでいたんだって。

寺地はるなさんの作品中には、田舎の息苦しい人間関係や、昔ながらの価値観が登場します。

また、家族との複雑な関係や、ねじれた感情が描かれることも。

ライト
ライト
過去の経験が影響しているのかもしれないね。

だけど、やりきれないまま終わるのではなく、希望が感じられる作品たちなので、最後には心があたたかくなるんです。

寺地はるなの小説|個人的おすすめランキング3選

私が読んできた、寺地はるなさんの小説のおすすめランキングをご紹介します。

シーア
シーア
読む人によって響くポイントが違うだろうから、参考までに…!
ライト
ライト
ひとつひとつ紹介していくよ!

「大人は泣かないと思っていた」寺地はるな|古い価値観を変えていく短編集

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「男は強くあるべき」「女は家庭のために尽くすべき」…そんな古臭い恋愛観・結婚観は、昔ほどではないものの、今でも根強く残っています。

シーア
シーア
特に、田舎はまだまだ男尊女卑が続いてるよね。

主人公の時田翼をはじめ、閉鎖的な田舎で暮らす人たちにスポットを当てた連作短編集です。

メインとなる登場人物を変えながら、いろんな角度から語られる、新たな価値観。

昔ながらの「当たり前」を押しつけられて、自分の意見を出せず、生きづらい思いをしている人たちを、解放するような作品です。

ライト
ライト
若者も老人も、男も女も、自分のしたいように生きていいんだよ。
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「大人は泣かないと思っていた」寺地はるな|古い価値観を変えていく、さわやかな短編集現代は、多様性が認められる社会になりつつありますが、恋愛や結婚、家族のあり方は、「昔ながらの当たり前」を押しつけられ、傷ついている人も多いですよね。そんな古い価値観を少しずつ変えながら、生きづらさを克服して、自分らしく過ごそうとする人たちを描いた短編集をご紹介します。男だから・女だからという差別や、「普通」のありかたを、しなやかに変えていく彼らのスタイルを、応援したくなりますよ。...

「架空の犬と嘘をつく猫」寺地はるな

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嘘つきの家系と呼ばれる、羽猫(はねこ)という変わった苗字の家族のお話。

幼い次男が亡くなってから、母はまるで彼が生きているかのように振る舞い、父は愛人のもとに逃げるように。

主人公の山吹は、母の空想に合わせながら、家族のバランスをとって生きてきました。

心の支えは、架空の犬。

自分の中に、想像上の犬を飼っていて、疲れたときはそっと犬をなでて、今までなんとかやりすごしてきたのです。

1988年から2018年まで、5年刻みで、30年かけてつくられた家族の形。

ライト
ライト
山吹の年齢でいうと、8歳から38歳までの物語だよ。

山吹が、幼くして亡くなった弟のこと、家族への思いを語るシーンは、何度読んでも泣いてしまいます。

シーア
シーア
こんな環境でも、誠実さを失わずにまっすぐな山吹には、幸せになってほしいと思うよ。
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「架空の犬と嘘をつく猫」寺地はるな|無駄なものを大切にしたくなる家族小説家族の形はひとつじゃない。嘘つきで、逃げ腰で、ときに間違ったこともしてしまう、どうしようもないけれど、かけがえのない人たち。みんな心が強くて弱くてボロボロに傷ついて、それでも優しくあろうとして嘘を選ぶしかなかったのです。家族の嘘が解かれて、真実の姿が見えたとき、あなたはどう思うでしょうか?家族のあり方を考えさせられる、残酷だけどあたたかい小説。...

「ビオレタ」寺地はるな|婚約破棄から立ち直る再生ストーリー

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寺地はるなさんのデビュー作。

主人公の妙(たえ)は、恋人に婚約破棄されて、道端で号泣しているところを、菫さんに拾われます。

菫さんのお店は、「棺桶」を売っているちょっと風変わりな雑貨店「ビオレタ」。

シーア
シーア
棺桶っていうとドキッとしちゃうけど、生き物の死骸を入れるわけではなくて、大切な思い出や捨てられないものを入れる箱なんだよね。

ビオレタで働くうちに、菫さんの強さの源を知って、自信をつけて、成長していく妙。

悪い想像ばかりして、柔軟に自分を変えることができなくて、傷つくのが怖い…そんな経験はありませんか?

誰かに必要とされたくて、ずっと居場所を探している方に、読んでいただきたい作品です。

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「ビオレタ」寺地はるな|棺桶を売る雑貨屋を舞台に、失恋から立ち直る再生ストーリー失恋を経験した27歳の妙(たえ)が、美しく装飾された「棺桶」を売る、ちょっと風変わりな雑貨店、ビオレタに出会います。何事にも自信がなく、流されやすくて、それなのに意外と頑固で、柔軟に自分を変えることができない。誰かに必要とされたくて、ずっと居場所を探している。自分の人生を、自分の足で歩いていく、すべての女性におすすめしたい小説。...

2020年は、寺地はるなさんの新刊が続々刊行予定

寺地はるなさんは、比較的多作で、執筆スピードが早い方。

2015年のデビューから、すでに単行本10冊を数え、雑誌掲載作品や、アンソロジーの参加など精力的に活動されています。

さらに、2020年は新刊5冊の刊行が決定していると、ご本人のTwitterアカウントで明言されています。

シーア
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寺地はるなさんの作品がまた読めるのはうれしいな。
ライト
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新刊を読んだら、おすすめランキングに変動があるかもね!

これまでの作品のおさらいをしながら、新刊の発売を楽しみに待っています。

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シーア
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